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イメージガールの撮影その2

こんにちは。金沢市の塾、志向館で英語を教えている三木陽平です。 先週に引き続き、今週もイメージガールの撮影の話題です。 今年は2名の方にイメージガールとなっていただきました。 同志社大学 文学部 英文学科 に進学する水上

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イメージガールの撮影その1

志向館予備校の三木陽平です。金沢市の高校生の皆さん、春一番が吹き荒れる中いかがお過ごしでしょうか。 志向館では今年もイメージガールの撮影が行われました。 東京外国語大学 言語文化学部 朝鮮語 に合格したスタンデージ里桜さ

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アメニティルームの改装

こんにちは。志向館予備校の三木陽平です。金沢の高校生たちは高校入試のつかの間のお休みを楽しんだのではないでしょうか。   3月は授業数が減るので、新入生を迎え入れる準備を進めます。 今年は設備の改装を進めていま

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国公立前期の合格発表と公立高校入試

国公立大学前期の合格発表は一部を除き3/10まで、 今日でほぼ判明することになります。 志向館にも合格の報告に受験生が来ています。 進学先が決まった人は晴れやかな気分だと思いますが、 まだ決まっていない人は心が落ち着かな

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共通テスト国語を振り返り

こんにちは、志向館国語科の田中です。

 

今週は、金沢大学などの国公立大学の前期試験の結果発表や、公立高校入試といった、みなさまと塾にとって大きな意味を持つ一週間でありました。

 

高校入試の問題では、共通テストを意識していることもうかがえました。

 

さて、今回は共通テスト国語を振り返ってみたいと思います。

 

今回の国語の確定平均点は105.74点で前年からは4.52点低下しておりますが、難易度に大きな変化は見られませんでした。

 

大問ごとの振り返り

 

第1問の評論文は前年に引き続き、2つの文章を読む形式でした。今後もこの形式が続くのでしょうか。

この形式においては必ず2つの文章を比較し、共通点や相違点を答える問題が出ます。より精度の高い内容把握が求められますね。

 

第2問の小説は会話文も多く、テンポよく読み進めることができたのではないかと思います。

最後の問題は、資料と本文を絡めた、共通テスト以降にみられる特徴的なものでしたね。資料をよく読むことも大切ですが、何より本文の読解が重要となります。

 

第3問の古典は珍しく出典が歌論でしたが、古典の基礎知識があれば十分に読めるものでした。

問4は和歌の読解をテーマとした問題でした。やはり、古文において和歌の読解は避けられないものです。基本的な修辞技法の学習に加え、問題演習の中で積極的に意味を考えるようにしましょう。

 

第4問の漢文は、官吏登用試験の予想問題とその模擬答案という、これまた珍しい形での出題となりました。

しかし、これも古文同様、基礎知識だけで十分に読める問題でした。

漢文では何かを例えることが多いです(今回であれば、同類の人が集まることをたとえていました)。これが分かりにくい。分かりにくいのですが、最後まで読むと見えてくる。というわけで、全体をよく読み把握するようにしましょう。

 

全体を見てみますと、問題には必ず何か変化が見られ、入試センターが試行錯誤している様子がうかがえます。

しかし、どの問題を答えるにも基本的な知識で足ります。

 

これから学習を進める高校生・予備校生は、まずは基礎的な部分からしっかり取り組むようにしましょう。