こんにちは。志向館で英語の指導をしている三木陽平です。
金沢の高校生たちも受験に勤しむ中、今回、私三木は英検1級の2次試験を受けてきたので報告させていただきます。
英検1級の2次試験は石川県で受けることができないので、必然的に都心に向かうことになります。今回は東京の神田外語学院で受講することになりました。(ちなみに前回は4点足りずに落ちています…)
英検1級の2次試験は試験官が2人います。今回は二人とも女性のかたでした。まずは軽い雑談から始まります。
次にいよいよ本題。5つのトピックの一覧が渡されて、その中から1分以内に一つの題を選びます。これが本当に緊張するんですよ。なかなか1分と限られているので、選ぶのもさることながら、構成を立てるのが難しい。
こんかいはたまたまNo1に Globalization had overall benefitial effects on Japanese society.(グローバル化は総じて日本社会に有益を与えている…かな)がありました。用意してきた例文などが使えそうだったので、迷わずこちらを選択しました。ほかのトピックはみていません…。
そのあと2分間のショートスピーチです。ここではグローバル化による経済効果の話と、グローバル化による人権の拡大について話しました。 日本社会(Japanese soiety)に絡めてしゃべったつもりですが、伝わっていない節もありそうです。
この後4分間のカウンターパートです。私の話したショートスピーチの内容に即して4分間二人から質問攻めを受けます。「コロナ以前以後で経済効果はどう変わるか」とか。「具体例を挙げろ」とかでしたね。具体例でカナダの話をしたら、その次に「日本国内の話を聞かせてほしい」と言われました。まぁ答えましたが…。正直このパートの記憶があまり残らないんですよね。人間って英語で応対していると、記憶の整理も英語になるように気がします。それか単に緊張していたのかわかりませんが。
そして最後に「同性婚についてどう思うか」と角度の違う質問が来ました。今回、グローバル化による人権の拡大で話をしたので、同性婚もLGBTも少数派の尊重であり、社会全体の影響範囲が少ないので問題ないと思うと、話してきました。
手ごたえ自体は前回よりはかなりありますが、どうなんでしょう。1級なのでいかんせん何とも言えません。ギリギリでもいいので受かってほしいというのが本音です。ちなみにこの日は東京マラソンだったので、外国の方がたくさんおられました。英検受験の日にグローバル化を感じることができた一日でした。