これまでの記事

定期テストの季節

先週土曜日は志向館では定期テスト対策勉強会でした。   ゴールデンウィークが終わると高校生は年度初めの定期テストです。金沢市だけでしょうか、もしかしたら他県では時期が違うかもしれません。   塾の仕事

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『学歴狂の詩』のご紹介

京都の超進学校に進み、京都大学に進んだ著者が田舎の進学校から一流大学(この著者によれば東大、京大、早慶のみのようであるが)に進んだ田舎者の悲哀を面白おかしく描いた本。様々な受験生の人物描写もおもしろく、また、聞いたことが

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いよいよ中間テスト!

最近の金沢の天候は、とても暑かったり、寒かったりと気温の寒暖差が激しく、なかなか大変ですが、しっかり、体調管理をしていきましょう。近所の公園のツツジも本当にきれいに咲いています。ツツジの花について実際、何も知らないと思い

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イメージガールの撮影その2

こんにちは。金沢市の塾、志向館で英語を教えている三木陽平です。 先週に引き続き、今週もイメージガールの撮影の話題です。 今年は2名の方にイメージガールとなっていただきました。 同志社大学 文学部 英文学科 に進学する水上

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2021共通テスト分析 数学ⅡB

・全体概況

センター試験と同様、第1,2問が数学Ⅱ(配点60)。第3~5問が数学Bで2問選択(配点40) と構成は変わらなかった。しかし、センター試験や模試で第5問にあった確率統計の問題が第3問になり、選択問題をマークミスした生徒もいたようだ。

また、試行調査からの予想通り、文章量が増加した分ページ数も増加し、ボリュームアップ。しかし、計算量が減少、丁寧な誘導に沿って考える問題が多く、昨年より難易度が下がり、平均点が上がった。また、選択肢から選ぶ設問が大幅に増えた。

・設問別講評

第1問 [1] 三角関数の合成と最大最小問題。後半、余弦での合成は不慣れで戸惑った人が多かったようだ。

[2] 指数関数の性質の問題。最後、会話形式の設問で、会話の中のヒントをうまく用いることができたかがポイント。共通テストになっての新傾向問題。

第2問 2次関数・3次関数のグラフ、接線、面積計算等の問題。途中、文字計算に戸惑うかもしれないが、誘導に従っていけば難しくない。試行調査と同様、グラフを選ぶ問題が出題された。

(第3問は選択者がほとんどいないので省略)

第4問 等差・等比数列とそれらを含む漸化式の問題。後半の漸化式は見た目は複雑だが、丁寧な誘導があり計算量も少なく、さほど難しくない。

第5問 正12面体を題材としたベクトルの問題。これも、見た目は難しそうだが、丁寧な誘導がある。最後の内積計算で工夫が必要だった。

また、図形と方程式、複素数と方程式からの出題はなかった。

 

これからも、このような形式で出題されることが予想されます。よく言われるように、公式や定理を丸暗記するだけではなく、その出処からしっかりと理解し、いろいろな場面で使えるように演習を積むことが必要になります。    志向館・前川