これまでの記事

共通テスト自己採点集計

志向館の予備校では、共通テスト出願に続いて今度は共通テスト自己採点集計の登録です。   受験生は大学入学共通テストを受験した後、自己採点し、その結果を河合塾やベネッセ・駿台に送り、判定を出します。  

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青空の下

こんにちは、国語科田中です。 先日、志向館予備校の体育の授業でソフトボールをしました。 青空の下、体を動かしとても気持ちよかったです。 このところ気温がかなり落ち込んできました。 学校でも風邪が流行っているようですね。

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秋は来た?

最近は、寒暖差が激しく、ついこの前まで、暑い日が続くと思ったら、秋を飛び越えて、冬が来てる?と感じさせる金沢の天気です。金木星も綺麗に咲いていますが、「金木星て、もうちょっと早い時期に咲いていたような?」いつも、この花の

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金沢大学理系の2次数学には統計が入ります。

こんにちは。志向館で英語を教えている三木陽平です。 石川県の高校生たちもいよいよ進路について本格的に悩みだす時期になりました。 そんな高校生に、ちょっと悲しい情報が。。。 河合塾からの情報によると、金沢大学は理系数学の出

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2021大学入学共通テスト出題分析 数学ⅠA

事前に告知されていたように,今年度から10分長くなり70分で実施された。昨年のセンター試験では71(設問数47)だった解答数が今年度は79(設問数55)となり、相応の問題数の増加となっている。ただそれ以上に、問題文の長文化や、さらにこれまでのセンター試験にもなく、試行調査でも予告されていなかったような新傾向の出題もあり、受験生にとっては解きにくい問題の連続であったと思われるため、70分では足りず時間内にすべてを解答できなかった受験生も多かっただろう。随所に散りばめられた解きやすい問題を確実に正解できるかが重要となった。大きな特徴的変化があった問題は以下の通り。

 

第1問[2]図形と計量からの出題。辺の長さが数字で与えられるのは(1)のみであり、(2)以降は文字定数のままで角の大きさを変えた時の面積や外接円の半径の大きさを考察する問題となり、昨年までのセンター試験には例がない新しい傾向の問題であった。見た目の難しさから苦戦した受験生も多かったと見られる。

第2問[1]2次関数からの出題。試行調査でも予告されていたような、日常における事象に応用した文章題であり、陸上競技におけるストライドとピッチの関係から最速タイムを考える問題であった。扱う関数そのものは複雑ではないものの、慣れない用語や式に順応する読解力が必要であり、戸惑った受験生も多かったのではないか。

第3問(選択問題)場合の数と確率からの出題。試行調査で予告されていた、2人の生徒の対話に沿って設問が与えられる形式の問題であり、今年度の模試でも度々見られた形式であるが、誘導に乗って解答できるかが分かれた問題である。

 

全体として、計算量は多くないものの、長い問題文を正確に読み取る読解力と、それに合わせて式を立てて解く情報処理力が必要となる問題が増加している。昨年までのセンター試験において通用していた「教科書の例題にあるような解法を、練習問題を通して身に付け、複雑な設定や場合分けを必要とする問題に対応していく」といった一般的な学習法だけでは対処が難しいことが今回の共通テストで明らかになった。

理系部会 山下