これまでの記事

大学入学共通テスト始まる

とうとう大学入学共通テストの日がやってきてしまいました。   私は個人的にこのテストは必ずしも学力が測れるテストではないと思っています。共通テストの主眼は「すべての受験生がなるべく平等であること」だからです。

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今週末は共通テスト

いよいよ今週末は共通テストです。塾で受験生の対応をしていて、緊張感の高まりを感じます。幸、金沢は積雪もなく、週末までの天気予報も大雪はなく、当日は天気がよさそうです。インフルエンザが流行っているので、体調管理に気を付け、

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冬期講習 単語イベント

志向館の冬期講習も順調に始まり、塾内では、ますます、高校生みんなの合格に対する思いが、ヒートアップしてきました。3年生の気持ちの入り方はすごいですよね。毎年冬期講習で感じる思いです。2年生、1年生も負けずに頑張っていきま

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走り切る

みなさまこんにちは、国語科田中です。 いよいよ今年も終わりに近づいて来ましたね。 あと一月程で共通テストです。受験生の皆さんはとにかく演習で忙しい頃かと思います。頑張りましょう!   共通テストの国語に関して、

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2021年共通テスト分析 化学基礎・生物基礎・地学基礎

志向館の徳野です。今回は文系がとる可能性が高い、理科基礎科目の3つを取り上げます。

 

理科基礎全体的に見て難易度・特徴ともにあまり変化はないというのが感想です。その中でも少し見られた変化をまとめます。

 

まず化学基礎。この科目ができた当初は計算問題もそれほど多くなかったのですが、最近どう見ても計算の分量が多いように思います。また、今回は化学で扱われるイオン交換樹脂についての問題が出題されています。化学履修者にとってはあり得る問題ですが、化学基礎を履修している人にとってはやりにくい問題だったはずです。今後も題材として習わないものを扱う可能性は多々あります。こ

こは化学と共通しています。

 

生物基礎は問題形式に少し違いが見られました。宿題とされた答案の中から間違えている箇所を数える問題とパズルのように正しいつながりを組み立てる問題です。とは言え、そもそもこれまでの生物基礎も考えさせる共通テストの方針ともともと合致していた部分が多いため、それほど変わったとは言えないと思っています。

 

地学基礎については、やはりそもそも共通テストの方針と合致していたところが多いため、予想どおりそれほど変化があるようには見えませんでした。

 

理科基礎はどこまで詳しく勉強する必要があるのかわかりにくい科目で対策も難しい面もあるのですが、以前として点数は取りやすい科目ではあります。ただ、文系で化学基礎を取るか、地学基礎を取るか悩んでいる人がいるとしたら、計算を避けるのなら地学基礎を選ぶべきです。