これまでの記事

星稜大学 学校推薦型・総合型選抜対策講座

先週土曜日の、志向館寺町校での金沢大学入試セミナーに引き続き、本日は、星稜大学へ行って、学校推薦型・総合型選抜対策講座の出張授業をしてきました。担当して4年目ですが、コロナのため、今年が初めての対面授業です。北陸3県を中

続きを読む »

金城大学 オープンキャンパス

昨日、金城大学のオープンキャンパスで「推薦・一般選抜対策セミナー」の英語の授業をしてきました。今年も、入試問題を分析し、授業を受けてくれた人たちの合格の後押しになればいいと全力で解説してきました。今後の受験勉強に役立って

続きを読む »

志向館寺町校が新しくなりました!

こんにちは。英語講師の三木陽平です。 すでに通われている高校生や予備校生の方はご存じかもしれませんが、志向館寺町校の玄関と大自習室が改装されました。40年続いた趣のある玄関と仕様でしたがリニューアルです。白基調に床を深い

続きを読む »

共通テストにおける理想の読解速度は?

こんにちは、志向館国語科の田中です。 突然ですが、高校生のみなさんは文章を読むときのスピードは気になりませんか? 当塾の館生においても読解スピードが気になる方は多いようです。 そこで、どのくらいのペースで文章を読むと良い

続きを読む »

2021年共通テスト分析 化学基礎・生物基礎・地学基礎

志向館の徳野です。今回は文系がとる可能性が高い、理科基礎科目の3つを取り上げます。

 

理科基礎全体的に見て難易度・特徴ともにあまり変化はないというのが感想です。その中でも少し見られた変化をまとめます。

 

まず化学基礎。この科目ができた当初は計算問題もそれほど多くなかったのですが、最近どう見ても計算の分量が多いように思います。また、今回は化学で扱われるイオン交換樹脂についての問題が出題されています。化学履修者にとってはあり得る問題ですが、化学基礎を履修している人にとってはやりにくい問題だったはずです。今後も題材として習わないものを扱う可能性は多々あります。こ

こは化学と共通しています。

 

生物基礎は問題形式に少し違いが見られました。宿題とされた答案の中から間違えている箇所を数える問題とパズルのように正しいつながりを組み立てる問題です。とは言え、そもそもこれまでの生物基礎も考えさせる共通テストの方針ともともと合致していた部分が多いため、それほど変わったとは言えないと思っています。

 

地学基礎については、やはりそもそも共通テストの方針と合致していたところが多いため、予想どおりそれほど変化があるようには見えませんでした。

 

理科基礎はどこまで詳しく勉強する必要があるのかわかりにくい科目で対策も難しい面もあるのですが、以前として点数は取りやすい科目ではあります。ただ、文系で化学基礎を取るか、地学基礎を取るか悩んでいる人がいるとしたら、計算を避けるのなら地学基礎を選ぶべきです。