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2025共通テスト歴史総合・世界史探求 問題分析

こんにちは、志向館予備校で世界史を教えている三木陽平です。 いよいよ二次試験も近づいております。この時期は高校生への論述の指導が増えてくるところです。 さて、今年の共通テストに良い問題が一つあります。それは、20世紀にク

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2025共通テスト数学ⅠA問題分析(前半)

共通テストという名称なって、6年目。新課程での初めての出題。何が変わって、何が変わっていないのかを問題を解きながら、述べていこうと思います。 第1問〔1〕数と式(10点) 2次方程式の問題。与えられた値を代入して,因数分

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2025共通テスト英語 問題分析

2025年共通テスト英語リーディングは、身近な話題からアカデミックなテーマまで幅広い題材が出題された。第3問・第4問を除くすべての大問で図や表が使用され、複数の情報源から要点を把握する力が求められた。語数は昨年より約70

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2025共通テスト公共, 政治・経済 問題分析

2025年共通テスト 公共、政治・経済は、前年の政治・経済と比べて論理的思考力を問う問題が増加し、特に長文読解や資料分析の重要性が顕著となった。第3問以降の政治・経済の分野では、空欄補充問題は知識と資料読解を組み合わせた

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2021年共通テスト化学分析

志向館化学担当徳野です。センター試験時代から平均がここ数年低く難易度が高い化学ですが、共通テストでもやはり簡単ではないようです。その要因は4点挙げられます。

①計算問題の分量が多い

②知識については教科書のレベルかどうか怪しいほど難しいことが問われる

③教科書に載ってないような物質を題材にする

④グラフを自分で書いて解く問題がある(写真の問題)

③については、今年の問題だと第3問問3にあるシュウ酸鉄(Ⅲ)に関する計算問題です。④については共通テストになってから目に見えてわかる特徴的な問題です。ただでさえ、時間が足りないこの試験でさらに時間が割かれる要因になります。しかも今年の問題は2問そういった問題がありました。以前に比べても解くスピードを要求される問題になりました。以前からそうでしたが、化学選択者は相当な覚悟が必要になります。