今年の共通テスト数学ⅡBCについて。
平均点は昨年より約3点上昇し54.52点で、難易度や分量はほぼ昨年並みでした。
各問題の前半部分は、丁寧な誘導がついている場合が多く、その分文章量が多い。しかし、計算量はさほどでもなく、数学的な読解力が必要。最後に、前半部分を利用したり、応用する構成になっている問題が多かった。
特に導入部分で教科書に載っている公式 ( 第1問・2円の共通弦、第2問・三角関数の和積公式、第5問・標本比率の分布の公式 等) を理解し導くことができるかを問われている場合があり、まず教科書理解からが重要である。数学が苦手で、公式を丸暗記しているだけの1,2年生はもう一度基礎から確認する必要がある。
また、共通テストに変わってから初めて指数・対数関数が出題されず、図形と方程式の大問が出題され、また、数学Cでは初めて2次曲線が出題された。どの分野も偏りなく、満遍なく学習することが必要である。さらに、日常生活に関することを題材にする問題は、少なくなってきていて、数学ⅡBCでは今後もこのような傾向が続くと思われる。
理系部会・前川
