これまでの記事

定期テストの季節

先週土曜日は志向館では定期テスト対策勉強会でした。   ゴールデンウィークが終わると高校生は年度初めの定期テストです。金沢市だけでしょうか、もしかしたら他県では時期が違うかもしれません。   塾の仕事

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『学歴狂の詩』のご紹介

京都の超進学校に進み、京都大学に進んだ著者が田舎の進学校から一流大学(この著者によれば東大、京大、早慶のみのようであるが)に進んだ田舎者の悲哀を面白おかしく描いた本。様々な受験生の人物描写もおもしろく、また、聞いたことが

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いよいよ中間テスト!

最近の金沢の天候は、とても暑かったり、寒かったりと気温の寒暖差が激しく、なかなか大変ですが、しっかり、体調管理をしていきましょう。近所の公園のツツジも本当にきれいに咲いています。ツツジの花について実際、何も知らないと思い

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イメージガールの撮影その2

こんにちは。金沢市の塾、志向館で英語を教えている三木陽平です。 先週に引き続き、今週もイメージガールの撮影の話題です。 今年は2名の方にイメージガールとなっていただきました。 同志社大学 文学部 英文学科 に進学する水上

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2025共通テスト 化学問題分析

大学入試センターのサイトには毎年作成者側の意図や感想が書かれています。大学入学共通テスト問題評価・分析委員会報告書というものです。そこでは「化学が記憶科目と誤解されることを危惧して、単純な記憶だけによって正解が導き出せる基礎的事項に加えて、基礎的知識を基にして科学的に判断する力、思考力を問う問題をバランス良く配置するよう心掛けてきた」とあります。

 

確かに典型的な問題の間に、見たことがないであろう反応に関する問題を取り上げて、こだわって作っている感はありますし、作るのに大変な思いをしていることも想像できます。初見の問題でもかなり詳しく説明をしているので、それを見れば解答に辿り着けるのも分かります。しかし、全体のバランスを本当に考えているのかは疑問です。

 

例えば、バイキングでずらっと並んでいる素晴らしい料理をあれもこれもと取っている結果、食べきれなかったり、全体の調和がとれていない組み合わせを選んでしまったり、誰しもがあると思います。そのような雰囲気に近いように思います。

 

それはそうと、1・2年生は共通テスト化学に対してどう対策をすればよいかですが、とにかく計算問題になれることが必要です。特に「知らない化学反応式」に対する計算問題の練習が必要です。従来の化学の勉強では

化学反応式が書けるようになる→計算ができるようになる

という図式でしたが、共通テストではそのような方法では解けません。学ばない化学反応式が出てくるのですから仕方がありません。

 

共通テストの化学は大学入試センターの中間集計で平均点が40点台です。得点調整が行われなければ(行われたとしても)どうせ作成者側は直すこともないでしょうから、今後も難易度が高い傾向は続くと考えた方がよいです。早い対策を必要とします。

 

志向館化学担当 徳野