こんにちは、志向館で英語と世界史を教えている三木陽平です。
1月14日15日と2日間にわたって行われた共通テストでした。金沢大学では緊張した面持ちの高校生・予備校生が多数おられたかと思います。
さぁ、初日の最初に受ける生徒が多いであろう世界史ですが、、、かなり難化しました。
昨日すべて解いたのですが、とにかく資料読解が多い!!
本番の緊張しているん中、これほどまでの量の資料読解を出すのはいかがなものでしょうか。
同時に、資料を読解していざ問題を解こうとすると、選択肢が踏み込んだ内容になっているんです。
たとえば、20番とかですね。そこは「木版印刷」じゃなくて「活版印刷」でいいのでは?「本紀と列伝の形式」ではなく、「紀伝体」でよいのでは?と思います。
英語のリーディングもかなり難しいです。解答根拠と英文の順序がバラバラ。そして最後のクマムシの推測は私もはっきりしていません、、、。私の主観ですが、、、すべての大学とは言いませんが、国公立二次試験の英語の方が正直簡単です。というよりも、論理的でしっかりしています。思考力はなんなのかって感じです。地頭の良さを問う試験になってますね。
いずれにせよ、この状態の共通テストを作り始めると、私立・推薦に流れる「共通テスト離れ」を加速させてしまいますね、、、。国も考えてほしいものです。
共通テスト2023世界史の解説はこちらです。