これまでの記事

諦めないって大事

こんにちは。志向館英語科の山城です。 金沢はもう春ですね。 花粉が飛びすぎてて山城はマスク外したくてもまだ外せないです。。 塾では合格発表の結果報告がたくさんきて笑顔が溢れかえってます。題名にある通り今年の受験は最後まで

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共通テスト国語を振り返り

こんにちは、志向館国語科の田中です。   今週は、金沢大学などの国公立大学の前期試験の結果発表や、公立高校入試といった、みなさまと塾にとって大きな意味を持つ一週間でありました。   高校入試の問題では

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英検1級2次試験

こんにちは。志向館で英語の指導をしている三木陽平です。 金沢の高校生たちも受験に勤しむ中、今回、私三木は英検1級の2次試験を受けてきたので報告させていただきます。   英検1級の2次試験は石川県で受けることがで

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23年共通テスト数学ⅠAを解いてみて

今年の共通テスト数学ⅠA、昨年の史上最低の平均点から約20点もアップ。今年の各国公立大学のボーダーを押し上げる「原動力」となったようです。 さて、個々に問題を見ていくと、各大問の前半部分は取り組みやすく、最初から手も足も

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2023共通テスト化学

 2023共通テストはここ金沢でも割と温暖な気温でその面では受験生もよかったと思いますが、化学は今年も平均点が低いようですね。

 

全体の構成を考えると、高分子化合物の配点が少なく、第5問の硫黄に関する総合問題が目を引きます。センター試験も含め今までにはないタイプの大問でした。国公立の2次試験では何かの元素をテーマにいろいろな問題を出題することはよくありますが、そのようなタイプの問題でした。

第1問はイオン結晶の単位格子をテーマに問題が4問続いて出題されていました。第4問の有機では久しぶりに油脂がテーマになっていました。この問題も3問続いて同じテーマについての出題です。第5問も同じような傾向ですが、連続して考えていくような問題は続けて考えやすい良い点もありますが、すべて不正解になる危険性もはらんでいます。この辺りは平均点を落とす要因になっているのではないかと思っています。

 

共通テストが始まってから化学の平均点がよかったことはありません。今後理系で化学を必要とする次の受験生はかなりの勉強を必要とすることを覚悟して下さい。

逆に化学の良いところもあります。それは共通テストと国公立2次のギャップが少ないことです。塾や学校で共通テスト対策をしっかりやって来た高校生にとってはすんなりと化学の記述試験に移行できるようです。

 

徳野