9月になって、2年生にとっては、いよいよ受験生と意識する生徒も多く見受けられます。
そこで、これまでの復習と考えるのはごく自然の流れといえるでしょう。
よく相談をうけるのは、「やっぱりチャートすればいいですか?」「それとも標準問題精講(旺文社)ですか?」と
ネットの影響かと思うのですが、全部ちゃんとできるなら、どちらでも成果が出ると思います。ただし、私が30年以上も高校生の数学を見てきて、これらに取り組んで成功している人を見ることはまれです。
なぜなのか?

まずは、チャート。青であろうが黄であろうが、あまりの量の多さに中途で挫折してしまう。それに誰が言うのか「パット見てわからなければ、すぐに解説みろ」と。それはそれで一つの考え方でしょうが、それか
ら戻る時間がない。結局は例題の解説を移すだけの作業だけで終わってしまい、時間をかける割に成果が見られない。そして、量の割には、基本的な計算の反復練習は少ない。
次に、標準問題精講。この5年ぐらいで急に聞くようになった。英文標準問題精講や英文法標準問題精講は「太古」の昔から使われているが、何で数学?と最初は思った。内容的には入試で必要な基本解法を含んだ問題が並べられていて、いい問題集だとは思う。ただし、あまり得意でない生徒にとっては難しいかもしれない。大体が市販されている問題集の「標準」は難しいことが多いのである。まだ、入門問題精講の方がいいかもしれない。
では、何で復習すればよいのか?私が一貫して、勧めているのはサクシードである。苦手単元について、左側の重要例題に取り組み、できなかった問題にチェックして、右側の類題にも取り組む。左側の重要例題だけで、チャートの主要な問題、入門問題精講の問題をほぼ網羅されているので

十分である。
それでも、チャートがしたいという人は、例題をしてみて、わか らなければ、下の練習問題にも必ず取り組むということを繰り返せば、成果は上がります。そんな時間ないといわれるかもしれないが、苦手なものを克服するのに時間はかかるものです。手間暇かけずに苦手克服できるなんて夢物語です。
志向館では受験生としての2年生に、正しい勉強方法を提供していきたいと思っています。お気軽にご相談ください。
志向館 宮前

