共通テスト国語
難易度 やや簡単~普通
平均点 昨年に比べ10点ほど上昇の予想
第一問 評論文
芸術作品の鑑賞に関する評論で、問6では作品鑑賞のあり方について考える課題に対して生徒が書いた文章を推敲する形式の出題があった。
第二問 小説
現代作家からの出題。高校生の主人公と「おば」との関係性が描かれている。問7は、提示された【資料】をめぐる教師と生徒の対話のなかの空欄を埋める複数テキスト型の出題で、本文の内容を【資料】の論旨をふまえつつ捉え返す設問であった。
第三問 古典
近世後期の歌文集からの出題。本文は「車中雪(しゃちゅうのゆき)」という題で創作された作品の一節で、問4の「本文を解説した文章」に示されているように、全体として『源氏物語』の世界をふまえて書かれている。問4では、「桂」に関する現代文の資料が示され、それを手がかりにして本文を読み進めていくというかたちになっている。
第四問 漢文
漢詩とそれに関連する資料を読み取る問題。設問としては、【資料】をふまえて詩を解釈する設問と、【資料】間の関係についての設問が出題されており、詩と資料を合わせ読むことで内容の理解ができたと思う。