こんにちは、国語科の田中です。
高校生のみなさんはまもなく夏休みとなりますが、夏の学習計画は立てられているでしょうか?
夏の期間の学習はどの学年においても重要です。一生懸命取り組みましょう!
学校の補習や、塾の夏期講習だけで満足してはいけませんよ。
以下、松下幸之助「道をひらく」より
『ここに非常な水泳の名人がいるとする。そしてこの名人から、いかにすれば水泳が上達するかという講義をきくとする。かりに三年間、休まず怠らず、微に入り細にわたって懇切ていねいに講義を受け、水泳の理を教えられ、泳ぎの心がけをきかされる。それでめでたく卒業のゆるしを得たとする。だがはたして、それだけで実際に直ちに泳ぎができるであろうか。
いかに成績優秀な生徒でも、それだけですぐさま水に放りこまれたらどうなるか。たちまちブクブク疑いなし。講義をきくだけでは泳げないのである。
やはり実際に、この身体(からだ)を水につけねばならない。そして涙のこぼれるような不覚の水も飲まねばならない。ときには、死ぬほどの思いもしなければならないであろう。
そうしてこそ水に浮けるし、泳ぎも身につく。体験の尊さはここにあるわけである。
教えの手引きは、この体験の上に生かされて、はじめてその光を放つ。単に教えをきくだけで、何事もなしうるような錯覚をつつしみたいと思う。』
やはり実際に自分で体験することが大切なんですね。
というわけですから、講習+自主学習で最強の成果を得る夏にしましょう!
(金沢市内にて撮影)