これまでの記事

マークシートペンの替芯について

こんにちは、志向館で英語の講師をしている三木陽平です。 総体が終わり夏が近づくにつれて、石川県の高校生たちも受験ムードになってきました。 今回は、受験生を応援すべく、いつも校門配布で配っているマークシートペンの替芯にまつ

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総体明け募集

先週は石川県高校総体予選がありました。引き続き、北信越大会に出る人、そして、特に今回の大会で部活動を引退する3年生、本当にお疲れ様でした。3年間、いろいろなことや、思いがあったと思います。悔いなく終了できましたか?次は、

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サラブレッド

6/5付朝日新聞に掲載されていた、女子陸上の第1人者である田中希実さんの話より   人には恵まれ続けました。母がマラソン選手で、父がそれを指導する家庭で生まれました。 (中略) 両親が陸上をしているので「サラブ

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昼も夜もアタック!レシーブ!

こんにちは、国語科田中です。 6月に入り、高校総体・総文の時期となりました。当塾にお通いの皆様も忙しい頃だと思います。   今回のタイトルですが、「なんだこのタイトル?」って感じですね。 2ヶ月程前の話になるの

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2024共通テスト 世界史

こんにちは、志向館で世界史を教えている三木陽平です。
金沢は先週の寒波から一転、今週は晴れの日から始まり気分がいいです。高校生はいよいよ2次試験に向けてラストスパートですね。

さて、今回は2024年の共通テスト世界史を振り返ります。
昨年度より易化であると各予備校の総評で上がっていますが、おそらく近現代史の出題が思ったよりも多くなく、オーソドックスであったため、まんべんなく準備していた場合は高得点を、また古代から近代までをとりあえず仕上げた子は及第点を取りやすかったと思います。
ただし、ひねりが加えられているのは例年通りでしたね。思考力というか、、、知識の深化が問われている気もします。

 

印象に残った問題を一つ上げておきます。第2問ーC:15番…人民義勇軍と国連軍の問題は面白かったですね。

SEATOはさておき、私自身もこの文脈からすぐに人民義勇軍と国連軍がどちらに当てはまるかはわかりませんでした。
解答のカギとなったのがこの文、「ウが派遣されて先頭に加わることになった結果、実質的に中国とアメリカの間の「青対戦争」へとその性格が変わっていった。」ですね。ということはウによって中国対アメリカの構図になるわけですから、ウは人民義勇軍ですね…なるほど面白い。

頭の中に、資料集でもよく掲載されている中国義勇軍参戦の時の構図が描かれているとわかりますね。私自身は解いた際にこの図を思い出して解答に至りました。共通テスト、面白い。資料読み取りというか、深く使える知識理解が求められている気がします。