遅ればせながら、共テ数ⅡBの講評を。
共通テストらしい題材としては、今回は桜の開花予想を積分を利用して感がさせる問題と複利計算を数列で考えさせる問題であるが、いずれも、問題の意味がわかりさえすれば、前者はほぼ定積分の計算であるし、後者は典型的な(教科書にも出てくる)漸化式と等比数列の和の問題である。
また、対数関数の定義や内積の定義に関わる問題もあった。この辺はいかに教科書の内容を理解しているかを問う問題であろうか。いずれも、昨年の現役の授業では何度も強調していた事柄であるが、生徒は覚えていたであろうか。
ⅠA同様、問題文が長いのであるが、最初に問題の意味をよく理解して、それを利用して後半の少し難しめの問題を解くという流れは変わらない。
これからの対策としては、まずは基本事項をおさえ、マーク型の問題演習で、問題の流れに合わせる練習をすることであろう。
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志向館 宮前龍彦