これまでの記事

諦めないって大事

こんにちは。志向館英語科の山城です。 金沢はもう春ですね。 花粉が飛びすぎてて山城はマスク外したくてもまだ外せないです。。 塾では合格発表の結果報告がたくさんきて笑顔が溢れかえってます。題名にある通り今年の受験は最後まで

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共通テスト国語を振り返り

こんにちは、志向館国語科の田中です。   今週は、金沢大学などの国公立大学の前期試験の結果発表や、公立高校入試といった、みなさまと塾にとって大きな意味を持つ一週間でありました。   高校入試の問題では

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英検1級2次試験

こんにちは。志向館で英語の指導をしている三木陽平です。 金沢の高校生たちも受験に勤しむ中、今回、私三木は英検1級の2次試験を受けてきたので報告させていただきます。   英検1級の2次試験は石川県で受けることがで

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23年共通テスト数学ⅠAを解いてみて

今年の共通テスト数学ⅠA、昨年の史上最低の平均点から約20点もアップ。今年の各国公立大学のボーダーを押し上げる「原動力」となったようです。 さて、個々に問題を見ていくと、各大問の前半部分は取り組みやすく、最初から手も足も

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スポーツの勝敗

共通テストも終わり、私立大学入試と合格発表も真っ只中ですが、今でも共通テストのことを考えてしまう日々です。どのように対策をしていけばよいかも悩みどころが多いですが、私は化学を担当していることもあり、ここ数年物理・化学・生物の理科3科目の平均点で化学が一番低いことが気になっています。2016年以降ずっとです。センター試験化学Ⅰの時代は今よりずっと簡単だったので今の共通テスト化学は全く比べ物になりません。しかも、作成者側は全くそんなことも考えていないように見えるのです。数学もそういう傾向がありますが、努力しても報われない問題に変わっていっているにも見えます。

今年の共通テストの平均点も世界史と日本史で10点以上の差があったり、物理と生物で10点以上さがあったりと正直残酷だなと思っています。平均点10点の差というのはどのような差かというのを少し書きます。平均点が10点下がるということは、まず全員が10点マイナスになることです。ただし実際は全員の点数が変動するわけではありません。難易度に関係なく高い点数を取る層(とても優秀な人たち)と低い点数を取る層(例えば受験に関係ないけど学校の行事として受けている人など)がいるのです。それはおそらく半分ぐらいの人数になるのではと思っています。ということは半分ぐらいの人がその人たちの点数の変動もかぶることになりますから、おそらく普通の受験者は20点マイナスになるはずです。私が志向館で見ている感じではそのように見えます。平均点10点差は20点差だということです(まあ荒い計算ですが)。これって公平と言えますか?

 

などと考えていたところに北京冬季オリンピックが開幕し、ニュースを見ていたら全く点数化もされずに言い訳もなく失格だったりして、スポーツの勝敗のほうが公平とは言い難いですよね。一生を左右するような結果かもしれないのに。考えてみればスポーツでは「フェアであれ」とよく言いますから、それだけそもそもフェアでない部分があるということなのでしょう。スポーツの勝敗は恐ろしい。共通テストの不公平など大したものでもないのかもと思ってしまいます。(徳野)