これまでの記事

定期テストの季節

先週土曜日は志向館では定期テスト対策勉強会でした。   ゴールデンウィークが終わると高校生は年度初めの定期テストです。金沢市だけでしょうか、もしかしたら他県では時期が違うかもしれません。   塾の仕事

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『学歴狂の詩』のご紹介

京都の超進学校に進み、京都大学に進んだ著者が田舎の進学校から一流大学(この著者によれば東大、京大、早慶のみのようであるが)に進んだ田舎者の悲哀を面白おかしく描いた本。様々な受験生の人物描写もおもしろく、また、聞いたことが

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いよいよ中間テスト!

最近の金沢の天候は、とても暑かったり、寒かったりと気温の寒暖差が激しく、なかなか大変ですが、しっかり、体調管理をしていきましょう。近所の公園のツツジも本当にきれいに咲いています。ツツジの花について実際、何も知らないと思い

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イメージガールの撮影その2

こんにちは。金沢市の塾、志向館で英語を教えている三木陽平です。 先週に引き続き、今週もイメージガールの撮影の話題です。 今年は2名の方にイメージガールとなっていただきました。 同志社大学 文学部 英文学科 に進学する水上

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スポーツの勝敗

共通テストも終わり、私立大学入試と合格発表も真っ只中ですが、今でも共通テストのことを考えてしまう日々です。どのように対策をしていけばよいかも悩みどころが多いですが、私は化学を担当していることもあり、ここ数年物理・化学・生物の理科3科目の平均点で化学が一番低いことが気になっています。2016年以降ずっとです。センター試験化学Ⅰの時代は今よりずっと簡単だったので今の共通テスト化学は全く比べ物になりません。しかも、作成者側は全くそんなことも考えていないように見えるのです。数学もそういう傾向がありますが、努力しても報われない問題に変わっていっているにも見えます。

今年の共通テストの平均点も世界史と日本史で10点以上の差があったり、物理と生物で10点以上さがあったりと正直残酷だなと思っています。平均点10点の差というのはどのような差かというのを少し書きます。平均点が10点下がるということは、まず全員が10点マイナスになることです。ただし実際は全員の点数が変動するわけではありません。難易度に関係なく高い点数を取る層(とても優秀な人たち)と低い点数を取る層(例えば受験に関係ないけど学校の行事として受けている人など)がいるのです。それはおそらく半分ぐらいの人数になるのではと思っています。ということは半分ぐらいの人がその人たちの点数の変動もかぶることになりますから、おそらく普通の受験者は20点マイナスになるはずです。私が志向館で見ている感じではそのように見えます。平均点10点差は20点差だということです(まあ荒い計算ですが)。これって公平と言えますか?

 

などと考えていたところに北京冬季オリンピックが開幕し、ニュースを見ていたら全く点数化もされずに言い訳もなく失格だったりして、スポーツの勝敗のほうが公平とは言い難いですよね。一生を左右するような結果かもしれないのに。考えてみればスポーツでは「フェアであれ」とよく言いますから、それだけそもそもフェアでない部分があるということなのでしょう。スポーツの勝敗は恐ろしい。共通テストの不公平など大したものでもないのかもと思ってしまいます。(徳野)