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2025共通テスト歴史総合・世界史探求 問題分析

こんにちは、志向館予備校で世界史を教えている三木陽平です。 いよいよ二次試験も近づいております。この時期は高校生への論述の指導が増えてくるところです。 さて、今年の共通テストに良い問題が一つあります。それは、20世紀にク

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2025共通テスト数学ⅠA問題分析(前半)

共通テストという名称なって、6年目。新課程での初めての出題。何が変わって、何が変わっていないのかを問題を解きながら、述べていこうと思います。 第1問〔1〕数と式(10点) 2次方程式の問題。与えられた値を代入して,因数分

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2025共通テスト英語 問題分析

2025年共通テスト英語リーディングは、身近な話題からアカデミックなテーマまで幅広い題材が出題された。第3問・第4問を除くすべての大問で図や表が使用され、複数の情報源から要点を把握する力が求められた。語数は昨年より約70

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2025共通テスト公共, 政治・経済 問題分析

2025年共通テスト 公共、政治・経済は、前年の政治・経済と比べて論理的思考力を問う問題が増加し、特に長文読解や資料分析の重要性が顕著となった。第3問以降の政治・経済の分野では、空欄補充問題は知識と資料読解を組み合わせた

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共通テスト化学2022

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

上の問題は共通テストになって出題されるようになった。完全な計算を必要とする問題です。

志向館の徳野です。今回は今年の共通テストの化学に対する考察と、来年の受験生に向けてどのように勉強していけばよいか書きます。

まず、大学入試センターから発表された中間集計の平均点ですが、間違いなく低いです。理由ははっきりしています。計算を必要とする問題が多すぎるからです。ここ何年も言い続けているのですが、計算量が多いと平均点が下がるのです。

 

具体的に、第4問の問2、第5問の問2のcとdを1問として考えると、

知識だけで解ける問題 11問

計算を必要とする、または有機化合物の異性体を考える必要がある問題 17問

せめて計算を必要とする問題を半分にしてほしいと思っています。それでも平均は低いでしょう。過去のセンター試験の様子を見ても適正なのは、計算を必要とする問題の割合は30~40%です。

 

さて、その計算問題を1問1問見ていくと簡単とは言えないですが、難しい問題もあるにせよ、計算そのものも煩雑なものではなく、割とよくできています。ただし、これが連続するとかなり精神力を奪われるようで、未熟な人であるほどできる問題でもできなくなるようです。たぶん作成者はそれがわからないのでしょう。ちなみに知識だけで解ける問題も少し難しく、これは誰でも解ける問題だろうと思われるものは2・3問でした。

 

この傾向が続くとすると次の受験生も大変でしょう。60%の得点を取るにはかなりのスピードとタフさが必要です。化学は旧帝大・医学部では必須であることが多いですが、ほとんど理系の受験生は国公立二次試験で化学を必要としません。ですが、そこそこの点数を取ろうと思ったら二次レベルの勉強時間をとる必要があります。昔のように化学はセンターまでだからという考え方はできません。理系は全員旧帝大や医学部を受けるつもりの勉強が必要であることを皮肉を込めて書いておきます。