受験生にとっては、毎週末に模試のあるシーズンが到来しました。
言うまでもなく、模試の見直しは一番重要であることは、先生からも言われていることですし、
自分でも十分わかっていることでしょう。
で、数学に関して、間違った問題を中心に復習をするのですが、
「あっこれは計算ミスやから。惜しいな、あと10点は取れたな」って言うのを毎回ぼやく人がいます。
ミスであろうとなかろうと、取れていないものは取れていないのです。それが自分の実力だと自覚をしてもらいたい。
自分で計算ミスを防ぐ工夫を怠らないでもらいたい。
次に、模試でできなかった問題は、無論解説を読むのですが、
読んで「あっそうなんや。わかったし、じゃあ次」というように、本当に読むだけの人がいます。
あるいは、もう一度解くときに、一生懸命、解説を横において、写している人もいます。
また、「あっ、あとは計算だからいいや」と言って、最後まで解かない人。
どちらにしても、そんな復習するくらいならやらなくていい。
解説を読んでわかったと思ったら、もう一度、最初から自分で最後まで解いてみる。結構、できないものです。
ましてや、読むだけでは、次、同じ問題が出てきても解けないでしょう。
宮前 龍彦